それでもあきらめるな どん底人生

これからの人生を最高にしていくために

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コロナを乗り切った後の世界を生きていく為に今すべき事

コロナの感染が収まりつつある今、
私の周りの様々な会社が
今を乗り切るために
明日の存続の為に、
必死に頑張ってあります。

 

この危機は、いつか必ず終わります。
それは紛れもない事実です。
その為に、今を乗り切る。
決して間違ったことではありません。 

しかし、明日が来るのと、
明日を生き抜いていくのは違います。

違う世界がやってくる

コロナの前は、それなりに大変だったけど、
頑張れば何とかなってました。

苦しいけど、笑顔がありました。
今日も一日頑張ったといって、
満足な日々が過ぎていきました。

しかし、コロナが去っても同じ日常は戻ってはくれません。

だけど、我々はその日常が帰ってくることを信じて、
疑わず、今を乗り切ろうとしています。

テレワークを経験して分かったことがあります。それは、
『何だ、こんなことも出来るんだ。』という事です。

今まで苦労してやってたことは何だったんだ?
長時間の移動、高い経費を使っての出張。など。

無くてもいいものが沢山あることに気付きました。

ある人が言ってました。
『テレビでは人の心が通じない。
やはり面と向かって相対するのとは違う。』

本当にそうでしょうか?
慣れてないだけじゃないでしょうか?

ずっとテレビ会議でしか話てなかった人と、
昨夜実際にあって話してきました。

少なくとも私は何の違いも感じませんでした。

唯一の違いは、そこに到着するまでの時間と、
駐車場を探すのに苦労したことくらいでしょうか。

もし私のように感じる人がいたとすれば、
コロナ後に違った世界が待っているはずです。

今まで、必要とされなかったものが重宝され、
逆にあってしかるべきと思われたものが、
葬り去られる世界。

それは仕事だけでなく、
人についても言えるかもしれません。
つまり職がなくなるという事です。

その変化がすぐそこまで来ているのです。
大幅な市場縮小、消費削減の世界です。
経済活動が戻らない世の中に慣れて、
満足して暮らしていく世界です。

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今を乗り切りますか、それとも変わりますか

多くの経営者が、今を乗り切るために
お金を借りてます。

私の周りでも多くの方が、
政府系金融機関に出向きお金を借りてます。

その額に驚かされます。
そして、内心、そんなに借りていいんですか?
と心の中でつぶやいています。

給付金はいいです。
返さなくていいのだから。
しかしこれも国の借金な訳で、そのつけは
我々の大切な若い世代が背負わされます。

まして、コロナ後には出生数は減るでしょう。
こんな世の中に子供を産み育てる事に不安を抱く
女性が増えるのは明らかです。

であれば、その分、少なくなった若者に
なお、その負担はのしかかります。

高度成長期を作り上げ、この日本を支えてくれたのは
我々の先輩です。そのお陰で、
我々は今の生活をおくれています。

今度は我々が未来の若者に残す番なのに、
そんな負担を負わせていいのでしょうか?

社会保障は?年金は?
いったい誰がこの国を支えるというのでしょうか?

あとは頼んだでは虫が良すぎます。

借金は返さなければいけないのです

かつて私の会社が厳しい時に、金融機関から
融資を引き出そうと必死でした。

お金さえ貸してもらえば何とかなる。
そう信じて、あれこれ資料を作り、
作り込んだものを上手に説明する事に努力してました。

当たり前ですが借金は返さなければいけません。

しかし返せる目途、可能性が少なくなっていくと、
選択肢がどんどんなくなっていきます。

打てる手がなくなっていくのです。
と同時に心の余裕もなくなり、平常心が失われていきます。
お金は大切なものであり、とても怖いものです。

その借金で未来は見えますか?

私はお金でいやというほどどん底を味わったから
あえて、言いたいのです。

『その借金はあなたを本当に幸せにしますか?
苦し紛れの一時しのぎではないですか?』

『だとしたら、借りるのやめませんか。
それで会社を閉じることになろうとも、
まだ選択肢が多い今のほうがましではないですか?』

ぎりぎりまで頑張った私が言うのもなんですが、
諦めるのも大切な決断です。

そして同じ諦めるなら、
何よりもタイミングが大事です。
会社の終わりは人生の終わりじゃない。

挽回のチャンスはいくらでもあります。

www.k-genri.com

諦めないのが美徳の国 日本

我が国はサムライジャパンです。
サムライの精神を尊び、美徳とされています。

しかし、時と場合によっては
これが我々を苦しめます。

武士たるもの、弱音を吐かず
歯を食いしばって腹を切るまで諦めない。

そんな考えが美しいと称賛され、
間違って頑張りすぎ、
大切な諦めるタイミングを逸してしまい、
そして多くの人を不幸にしてしまう。

腹を切っても誰も褒めてくれません。

最後に

コロナが終息した後には、違った世界が待っています。

いきなり変わるものがあれば、
ジワリと変わっていくものもあるでしょう。

だから、今、慌てずに冷静になって、
どんな世界が待っているかを想像すべきなのです。

その世界で我々はどんな使命を担い、
何に汗をかくべきなのか。

その判断を今、問われています。

国や会社は決めてくれません。
私の人生は私が決めるのです。

コロナ後の世界を生き抜いていくために、
今、立ち止まってその答えを
出すべき時です。